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スイス国民投票・現地レポート3
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   更新:2013/11/26
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2013年11月24日、スイスで3つのテーマでの国民投票が実施されました。
この国民投票について、ドイツ在住のジャーナリストの大芝健太郎さんからの現地レポートを掲載いたします。

スイス国民投票・現地レポート3
大芝健太郎(ジャーナリスト)

 住んでいる場所にもよるのだが、スイスでは議員選出のためや住民投票、国民投票などでほぼ毎月投票がある。投票日当日の投票可能時間はなんと朝10時から昼の12時までの2時間のみ。他の国からすると短くて投票する人が限られてしまうのではないかと心配してしまうが、約半数のスイス人は郵便などで事前投票を済ませておくそうだ。開票作業が深夜までかかることが少なく、投票日の夕方には正式な結果が発表されるという利点もある。投票所には投票用紙に記入する場所が見当たらず、立会人にIDを見せて、既に記入してある投票用紙を封筒に入れたまま投票箱に入れる。日本はジュラルミンケースの投票箱だが、スイスは赤と黄色のストライプ模様でなんとも仰々しい色をしている。今回の国民投票は過去3年間で最も投票率の高い、近年ではかなり注目されたテーマであった。

【投票結果】

1 イニシアチブ「1:12 公平な賃金のため」に賛成ですか。

賛成 34.7% 投票率 53.0%

 投票した人のうち65%がこの法案に反対し、州ごとの集計でも賛成が過半数を占める地域はなかった。賛成、反対が拮抗するという予想も一部でされていたが、政府と議会、大企業による「企業が国外に移転する可能性がある」という不安を煽るキャンペーンが功を奏し、35%~40%が賛成するだろうという事前調査をわずかに下回る結果となった。...


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筆者プロフィール
大芝 健太郎(フリージャーナリスト)
ドイツを中心にヨーロッパの国民投票、住民投票、脱原発運動を取材中。
リトアニア、ブルガリアの「原発」国民投票レポートなどを執筆。
月刊「社会運動」 雑誌「NOU LIFE STYLE」他

 
 
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